私の古くからの友人がやっているらーめん屋さんがあります。
彼は若くしてその店の大将をしており、私が店に行くとその権限をいかんなく発揮して過剰なサービスをしてくれます。
本日もそのらーめん店さんに行ってまいりました。
入り口すぐの食券で餃子だけを購入。
席に着くと店員さんが食券を回収しにきたので「この店で一番こってりのらーめんとをチャーシューが死ぬ程好きだから大盛りで!」と言っておきました。
厨房奥の大将が目で頷き、暫くしてこれ以上ないといった具合の豪勢ならーめんが出てきました。
チャーシューが大輪の花を咲かせています。なんと美味しそうな。
しかし見た目に騙されてはいけません。
なんとこのお店、店構えはしっかりと玄人風のこだわり頑固系らーめん店なのですが、
実は大手チェーン店が隠密に運営する偽本気らーめん屋。
大将のように見える友人も実際は単なるベテランアルバイトで、らーめんのスープなんて
パッと見は三日三晩煮込んだ濃厚スープですが、実際は本社から送られてきた濃縮スープを10倍に薄めて
過熱しているだけといった具合。面白すぎて腰が抜けました。
以前その友人に「毎日らーめんが食べられるなんて幸せ者だね」と言うと、
彼は「健康のためにあんならーめん食べないようにしてます。どんな薬品が入ってるかわかりませんからね。この間、本社から届いた冷凍の餃子なんて凄く科学的な臭いを放ってましたから」
と自信あり気に答えました。
お前はそれをお客に出しとるがな!
いやー恐いですね。
今日私が食べた大量のチャーシューも、常識では考えられない柔らかさでした。科学の力って偉大。